2021/10/15

第1話 最初の出会い!中年男と19歳女子大生

プロローグ
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<初めて会ったその日、19歳女子大生とのホテルでの一シーンより>

水太
やがて数分でホテル街に着き、適当なところを選んで部屋に入るや否や、それまで溜まりに溜まった煮えたぎった欲情を抑えきれなくなった私は、それを彼女にぶつけてしまった。

私は立ったまま彼女を引き寄せ、力いっぱい抱きしめた。

少々乱暴な私の行動であったが、彼女は抗うことなく私に体を任せると同時に、自分の両手を私の体に巻き付けてきてくれた。

彼女の柔らかな心地よい体の感触に加えて、胸の隆起が私の胸で潰れ、更に彼女と密着したことによって、歩いている時に漂ってきたラクトンの香りとシャンプーの香りが混ざり合った、言いようのない甘い香りがより強烈に私を襲ってきた。

こんな何重もの波状攻撃に耐えられる男など存在するはずがなく、私は彼女を抱いていた両手を素早く移動して、その両手で彼女の白い小さな顔を挟み、ためらうことなく、夢中で唇を重ねた。

彼女は一瞬驚き、目を見開いて私を凝視したが、すぐにその目を閉じて私に唇を委ねてきた。

しっかりと抱き合って密着した彼女の体と乳房から伝わる心地よい感触に加え、少し濡れた彼女の柔らかい唇に触れたことで、男の官能に火がついた私は、当然それだけで満足できるはずもなく、間髪を置かずそっと彼女の唇を割り、舌を口内に滑り込ませていった。

すると私の舌先に、遠慮がちな彼女の舌先が触れ、それと同時に彼女の喉の奥からは、かすかな呻き声が洩れてきた。

互いの舌と舌が触れた瞬間、頭の中に電流が走り、それと同時に私の中心部はもう既に硬直状態になっていた。 水太

いきなりのラブシーンだが、これは当時十九歳の女子大生であった彼女と私が初めて会ったその日、ホテルに着いたすぐ後の行為のワンカットをご紹介させていただいた。

さて、私がこの世に生を受けてからの四二年間、それまでは仕事一筋、その間妻と風俗以外に女性との縁は皆無に近く、平々凡々と日常を歩んできた。

しかし私が三八歳になった時、あることがきっかけとなって突然女に目覚め、それからというもの、私が六〇歳を迎える直前までの十数年もの間、狂ったように女を追い求め、その間に交わった女性の数は、優に三桁に達していたのであった。

今になって思えば、実に馬鹿なことをしてきたと思う反面、現実世界から逸脱し、ファンタジーの世界で彼女たちと過ごした束の間の悦楽に陶酔したその十数年間は、一度しかない私の人生において、忘れることのできない、また思い残すことのない貴重な体験でもあった。

ここで、私がそのファンタジーの世界で、どのような女性たちと交わってきたのかだが、私が対象とした女生とは、一八歳~二十代前半の、まだ少女と言ってもおかしくない極めて若い「ロリ娘」ばかりを追い求めていたのだった。

それでは、出会いから離別までの、私と彼女との濃厚な男女の情交をお楽しみいただきたい。

青水