2021/10/16

第1話 最初の出会い!中年男と19歳女子大生

第2章 脱皮
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<私の中で、女性に対するある変化が生じていた>

水太
新たな決意の下、最初に手を染めたのは、最も手っ取り早い、金さえ出せばいとも簡単に性的交渉のできる風俗通いで、これまで滅多に行ったこともなかったピンサロやヘルス、ソープなどあらゆる風俗通いに精を出した。 しかし所詮金で性を商売とする風俗であり、当然のことながら体は満足できても心までは満たされるものではなかったが、それでも男にとって、体だけでも性的に満たされることは全く無駄でもなかった。

 そんな日常を過ごしている内に、気が付けば4年の月日が流れ、私も42歳を迎えていたのだが、その頃になると一時は足しげく通っていた風俗にも、もう飽きがきて、せいぜい2~3ヶ月に1度行けばいいほうという頻度に減っていた。

そしてこの風俗通いしていた3年の間に、私の女性観が微妙に変化している、いや確立してきていることに気付いた。

というのは不倫騒動後の3年間、ヘルス・ピンサロ・ソープと、延べ数0人の風俗嬢と対してきたのだが、自分が指名する風俗嬢の殆どが、途中から20歳前後の若い年代ばかりに集中しており、20代後半以降の女性には、あまり食欲が湧かなくなってきていたのだ。 これは正直自分でも意外であった。

そういえば。最近テレビを見ていても、興味を引くのは、若い女優やタレントばかりで、自分がいつからそうなったのかは分からなかったのだが、だからとそれをそれほど別に気にしているわけでもなかった。

そんなある日のこと、仕事で名古屋方面に車で向かっていたのだが、取引先に思ったより早く着きそうだったので、時間を潰そうと途中のサービスエリアに寄ることにした。 サービスエリアのベンチに腰掛けてコーヒーを飲んでいたのだが、ふとその時に1ヶ月前に悪友から教えてもらった出会い系サイトを思い出し、携帯を引っ張り出してみた。

1ヶ月前のその時は、まあ半分シャレでインストールしただけで、その時点では出会い系サイトなど別に興味はなく、私の秘めた目的のツールに結び付けることもなかったのだったが、しかしそうであってもこういったサイトの目的は私もおぼろげに分かっていたので、さすがに自宅で大っぴらに操作するわけにもいかず、妻がリビングを離れている隙にこっそりと操作方法をマスターして、自分のプロファイルだけは登録しておいたのだった。

青水

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